TOEIC リスニング

TOEIC攻略法 −リスニングパート−

前回のマインド編の記事では、英語に対する苦手意識を克服するためのポイントを解説しました。日常生活に英語を浸透させることは、英語嫌いを払拭するためには非常に重要であり、TOEIC対策のための基本とも言えます。

 

今回はTOEICテストに関して、受験中のテクニックを中心に解説を述べていきたいと思います。

 

TOEIC攻略:リスニングパート編

 

TOEICテストにおいて苦手意識が多いのがこの「リスニング」パートです。日常生活でなかなか英会話にふれる機会が無い日本では、日常レベルでのリスニング対策が難しく、リスニングに関して苦手意識を持っている人も多いです。

 

この苦手意識を克服するためには、前回の記事で解説したように日常生活レベルで英語を浸透させることがひとつの攻略法となりますが、ここではよりTOEICテスト対策に特化した攻略法を紹介します。

 

まずTOEICのリスニングパートを受講している人の中に多いのが、特にPart4の最後の長文パートにおいて、「読むスピードが早くて全然聞き取れない・・・」と頭を抱えて悩んでいる人です。はじめてTOEICテストに臨む人の場合、まさに「何を言っているのかまるで理解できない」という状態におちいってしまうこともあるようです。

 

しかし本当にTOEIC試験のリスニングパートの会話スピードが早いのかというと、実際には全くそんなことはありません。衛星放送やケーブルテレビなどで、CNNやBBCニュースなど視聴できる環境にある人は、実際にネイティブの英会話スピードを聞いてみればその違いに気づくはずです。つまり、TOEICのリスニングパートでは、早いどころかむしろゆっくりと英語を発音しているくらいなのです。

 

英会話スピードに慣れる為の訓練

 

それでは、どのようにこの会話スピードに耳を慣らせ、英会話を聞き取る訓練をすればいいのかというと、まずは自分が聞き取れると思う英文を1.2〜1.3倍のスピードで聞き取る訓練をするところからスタートします。基準は「自分が聞き取れるスピード」なので、最初はゆっくりとした会話スピードから始めてもかまいません。

 

1.2倍程度の速度で英会話が聞き取れるようになったら、徐々に会話スピードを上げていきます。そして英会話のスピードに耳が慣れてきたと思ったら、次はまだ聞いたことのない英文で、実際に会話を聞き取れるかチェックしていきましょう。

 

日本人の場合、いきなり自分にとって早過ぎる速度で英会話を聞き取る訓練をしても、自分の耳に聞こえてくるのはきゅるきゅるとした音のみなので、段階的に英会話のスピードに耳を慣らすことが大事です。いきなり高速ではじめないように注意しましょう。

 

最初は「意味が理解できている文章」で徐々に会話スピードを上げて耳を慣らしていき、スピードになれた段階で、次は「意味を知らない文章(初めて聞く文章)」で英語を聞き取る訓練をしていくのです。この方法をある程度実践していると、元の英会話スピードに戻した際に、非常に楽に英会話が聞き取れるようになっていると実感できるはずです。

 

 

なお、会話のスピード調整は、パソコンを使っている人であればフリーソフトやシェアウエアなどで簡単に行えます。パソコン上で自分用に編集した音源を、iPodなどのMP3プレーヤーに入れて持ち運ぶことで、通勤途中などにも気軽にリスニングパートのトレーニングができますので、ぜひ実践してください。

 

TOEICテストのリスニングパートの場合、会話内容さえしっかりと聞き取ることが出来れば、設問のレベルはさほど高くありません。リスニングパートの攻略は、何よりも日本人が苦手とする「英会話の聞き取り」にかかっていますので、通勤時間やちょっとした空き時間などを無駄にせず、TOEIC対策に取り組んでいきましょう。