速読法

簡単に実践できる速読法

ビジネスマンにとって、情報を素早く処理する能力というのは非常に価値のあるものです。どの業界で働くにしても、資料やドキュメントを読む機会というのは非常に多く、毎日の業務時間の大部分を占めるからです。

 

中にいきなり上司に山のような数の資料を渡されて、「明日までに全部読んで理解しておくように」といった無茶な要求をされた経験がある人もいるでしょう。実際問題として、情報処理の速度が追いつかずに、毎日遅くまで残業をしている人も少なからずいるのではないでしょうか。

 

速読はビジネスマンの必須スキル

 

このような場合に役に立つのが、今多くのビジネスマンに注目されている速読法です。この速読法を鍛えることで、資料等の内容をしっかいと把握しながらも、今までよりもずっと短時間で文章を読みこなすことが可能となり、作業効率が大きく向上します。今回は簡単に実践できる速読法について解説してみたいと思います。

 

速読法の1つとして、写真記憶法というものがあります。これは見た文字をそのまま脳裏に「写真」のように焼き付け記憶しようとする方法であり、過去においては速読法といえばこの方法が主流でした。

 

しかし、この方法は個人の能力に大きく依存する方法であり、実際に身につけられる人は少数しかいませんでした。あなたの周りにも「速読に挑戦したけどダメだった」という人が一人はいるのではないでしょうか?

 

ここまで読んで「速読は自分には無理だな」と感じた方がいるかもしれませんが、不安に思う事はありません。現在は研究成果に基づいたより一般的な速読法が確立されてきています。

 

そもそも速読法の趣旨はただ文章を早く読むということでは無く、文章を短時間で読みながらもしっかりと内容を頭の中で理解するという事にあります。したがって、いくら写真記憶法のような手法で文章を早く読むことが出来ても、しっかりと内容を理解していなければ意味がないのです。

 

まずは簡単な速読訓練から

 

それでは、誰でも手軽に試せる速読法をひとつ紹介します。まず、あなたの興味のある分野の本(小説でも、雑誌でも何でもかまいません、ただし漫画は禁止です)とストップウオッチを手元に用意して下さい。

 

準備ができたら、まずは一分間にどの程度の文書が読めるか速度を測ってみます。この時は特に速読は意識せず、通常のペースで文章を読んでください。そして、次の一分間では本をぱらぱらめくりながら、ただ文字を眺めます(文章を読み込む必要はありません)。

 

さらに次の一分で1ページ1秒くらいのペースで本を眺め、最後の一分で再びどの程度の速度で文章を読めるのか測定をしてみます。この方法を試してみると、最初の一分に比べて、最後の一分の方が二倍程度文章を読み込む速度が早くなっているのではないかと思います。

 

また、時間を一分間とあらかじめ決めて読むことで、今までだらだらと読んでいた時に比べて、内容の理解も深まったのではないかと思います。

 

 

この方法はあくまでも速読を行なうための初歩的な訓練に過ぎませんが、誰でも気軽に実践することができるので、速読に関心を持っている人はぜひ実践してみてください。毎日コツコツと続けていくことで、知らず知らずの間に文章の処理速度が向上していることでしょう。

 

ただし速読の場合、継続的なトレーニングが重要なので、一回実践してみてすぐに速読法を身につけた気分になってはいけません。速読法を身につけ、より短時間で仕事をこなせる「使えるビジネスマン」になりましょう。